歯並び・かみ合わせが悪くなる原因 6|北九州市八幡西区の歯医者
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ブログ 2019年04月08日
今回からは歯並び・かみ合わせが悪くなる要因のうち、ある程度予防ができるものについて書いていきます。
おさらい
A.先天的な要因
遺伝的な要因(歯並び・かみ合わせが悪くなる原因 1 参考)
病気などに由来する要因(歯並び・かみ合わせが悪くなる原因 2 参考 )
B.後天的な要因
1.原因不明のもの
歯の数が少ない(歯並び・かみ合わせが悪くなる原因 3 参考)
永久歯の方向が悪い(歯並び・かみ合わせが悪くなる原因 3 参考)
歯の数が多い(歯並び・かみ合わせが悪くなる原因 4 参考 )
2.外傷や腫瘍によるもの(歯並び・かみ合わせが悪くなる原因 5 参考 )
3.虫歯が原因のもの
乳歯の虫歯の場合、やがて生えかわるからそのままでいいとお考えの親御さんがいます。
しかし、乳歯の虫歯を放置した場合も歯列咬合に重大な悪影響を与える場合があります。
噛み合う面(咬合面)の虫歯を放置しておくと、反対側(上が虫歯ならば下、下が虫歯ならば上)の歯が
骨ごと伸びてきてしまいます。
この状態で大人の歯に生えかわっても骨の位置は大きな変化はおきないため、咬合の不調和をおこしてしまいます。
また、隣り合わせの面(隣接面)の虫歯を放置しておくと、その虫歯の隙間をふさぐような形で
隣の歯が寄ってきてしまいます。
奥歯は手前に移動することが多いので、結果、6歳臼歯の出てくる場所が本来出てくる場所より
手前側(前歯側)になってしまい、手前側の大人の歯がでてくるスペース狭くなってしまいます。
スペースが狭くなってしまったら、当然らんぐい歯(叢生)になってしまいます。
特に乳歯は歯の移動が早いため、大きな虫歯による歯列咬合の不調和はおきやすいです。
乳歯といえどきちんと治療されるようにしてください。
(わかりやすく解説するため、一部に学術的に不確定な部分がありますことをご了承ください。
また、研究者のなかでも意見の分かれる部分では私が正しいと考えたほうの意見を参考にしています。)
北九州市八幡西区 しみずファミリー歯科 清水敏博