歯並び・かみ合わせが悪くなる原因 1|北九州市八幡西区の歯医者
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ブログ 2019年01月08日
今回からは「歯並び・かみ合わせ」についてしばらく書いていこうと思います。
当然、歯並び、かみ合わせを悪くしないためですが、それには悪くする原因を知ることが第一歩と考えています。
歯並び、かみ合わせのことを専門用語で「歯列咬合」と呼びますので、今後はこの言葉を使っていきます。
歯列咬合が悪くなる原因は様々な事柄が複雑に作用しますが、その中でも主な要因について述べると
基本的には 先天的な要因 と 後天的な要因 とがあります。
A.先天的な要因
先天的な要因としては遺伝的な要因と病気などに由来する要因があります。
1.遺伝的要因
歯列咬合に対する遺伝的要因で有名なところでは「ハプスブルグ家」があります。
このハプスブルグ家は、中世から20世紀初頭までヨーロッパで強大な権力を持っていた
名門王家の一族です。
この一族の方々は高貴な方ばかりで肖像画が多く残されていますが、その方々の顎は下顎前突が多く
いわゆる受け口ばかりなのです。
このことからわかるように、親の遺伝子を受け継ぐ子供にも親と同じ特性が出やすいといえます。
そのため、矯正治療の際に親や親戚の方の咬合について問診することは非常に重要なことといえます。
また、歯の大きさについても同様のことが言えるので、同じ顎の大きさならば歯が大きくなるにつれ
歯列は乱れてしまい、叢生いわゆる乱ぐい歯となることがあります。
続きはまた次回に。
(わかりやすく解説するため、一部に学術的に不確定な部分がありますことをご了承ください。
また、研究者のなかでも意見の分かれる部分では私が正しいと考えたほうの意見を参考にしています。)
北九州市八幡西区 しみずファミリー歯科 清水敏博