歯並び・かみ合わせが悪くなる原因 4|北九州市八幡西区の歯医者
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ブログ 2019年01月30日
前回に引き続き、歯並び・かみ合わせが悪くなる後天的な要因のうち、原因不明なものについて書きます。
歯並び、かみ合わせのことを専門用語で「歯列咬合」と呼びます。
B.後天的な要因
1.原因不明のもの(一部先天的なものを含む)
・乳歯や永久歯の数が足りない(前回の 歯並び・かみ合わせが悪くなる原因3 で説明)
・永久歯のでてくる方向が悪い、出てこない(前回の 歯並び・かみ合わせが悪くなる原因3 で説明)
・永久歯の数が多い
永久歯が通常より多い場合がたまにあります。
永久歯の数は智歯(親知らず)を除き28本ありますが、それ以上の数の歯がある場合があります。
この余分な歯のことを過剰歯とよびます。
この過剰歯は約3%の発生率ですが、その多くは上前歯の真ん中に生じる正中過剰歯です。
正中過剰歯はそのまま何事もなく骨のなかでおとなしくしていることもありますが、永久歯の出てくるのを
阻害したり、永久歯の出てくる方向を変えたり、根を溶かしたりする場合も少なくありません。
対処としては抜くことが重要になりますが、そのタイミングが遅れてしまうと、歯列咬合に重大な
影響を与えてしまい、抜くだけでは正常な咬合にならない場合があります。
正中過剰歯はレントゲンで確認できますので、遅くても上前歯の交換時期である小学校1年生までには
1度かかりつけの歯科へ受診して確認してもらうことをお勧めします。
ちなみに仏様は全部で40本の歯があるそうです。すごいですね。
(わかりやすく解説するため、一部に学術的に不確定な部分がありますことをご了承ください。
また、研究者のなかでも意見の分かれる部分では私が正しいと考えたほうの意見を参考にしています。)
北九州市八幡西区 しみずファミリー歯科 清水敏博