実話をもとにした映画|北九州市八幡西区の歯医者
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映画 2024年11月25日
今回は、実際にあった事件や出来事をもとにした映画を邦画を中心にいくつか
ご紹介させていただきます。
・凶悪
はい。私のすごく好きな映画の1つで一番最初に紹介させていただきます。
山田孝之さん演じるジャーナリスト藤井のもとに死刑囚のヤクザ須藤より取材の
申し出があり、藤井は須藤と面会をする。
須藤は死刑判決を受けた事件以外に3件の殺人に関与していて、それらは「先生」と
よばれる人物の指示でおこなったと告白する。
山田孝之さん、ピエール瀧さん、リリー・フランキーさんいずれもすばらしい演技で
特にピエールさんとリリーさんの演技は狂気を感じます。
非常に陰湿で胸糞の悪くなる内容ですが、自分の生活している世界のすぐそこに
このような世界があるかもしれないと思うとかなり恐怖を感じます。
・誰も知らない
柳楽優弥さんがカンヌ映画祭で最優秀主演男優賞を最年少受賞をされた映画です。
あるアパートに柳楽優弥さん演じる小学校高学年のアキラと母親が引っ越してくる。
母親は大家に、父親は長期出張中で母子2人だ、と伝えるが実はシングルマザーで
子供はアキラを含め4人もいたのである。
子供たちは学校へも行かせてもらえず、母親はしばらくすると恋人ができたと言い残し
わずかばかりのお金をアキラに渡し、家に戻らなくなってしまう。
子供4人だけの生活がはじまり、やがてお金も底を尽き始めたときに末娘が不慮の事故で
死んでしまうのである。
実際の事件とは一部違っているところもあり、映画では子供たちが一般社会から断絶して
しまいながらも懸命に生きていく姿が淡々と描かれています。
・冷たい熱帯魚
実際の事件では熱帯魚ではなく犬のブリーダーですが、殺人方法や隠蔽法は実際の事件を
かなり意識したつくりとなっています。
吹越満さん演じる熱帯魚店を営む社本は、商売もあまりパッとせず、家庭でも後妻と娘の間で
板挟みになり自分をだせないまま平凡に生きてきた。
ある時娘が万引きをしてしまい、社本はその店へ呼び出しをくらいますが、村田という人物が
その場をうまくまとめてくれて事なきを得る。
この村田は大きな熱帯魚店を経営していて、そこで娘を働かせてもらうことで村田と親交を深め
ていきますが、この村田が実はお金への執着が強くまた殺人をも犯すような人物だった。
サイコパスな村田を演じるのがでんでんさん。普段は気のいいおっちゃんの風体ですが、狂気を
全面にだした顔貌になった場合は本当にすごみがでてかなり怖いです。
吹越満さんが、いかにも波風を立てないように生きてきた社本さんそのものでピッタリな配役と
いえると思います。
その他邦画では、北海道警の刑事が行った数々の悪事を描いた「日本で一番悪い奴ら」、移民
問題や移住問題などを描いた「楽園」、「誰も知らない」と似たような話ですがその3倍くらい
胸糞が悪くなる「子宮に沈める」などあります。
韓国映画では「殺人の追憶」や「幼い依頼人」、「海にかかる霧」などは面白いと思います。
他の海外映画では「ウトヤ島 7月22日」、「ユナイテッド93」、「15時17分、パリ行き」、
「ホテル・ムンバイ」などテロの恐怖がよくわかる映画となっています。
北九州市八幡西区 しみずファミリー歯科 清水 敏博