虫歯について ー 虫歯菌編 ー|北九州市八幡西区の歯医者

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う蝕(虫歯)について ー 虫歯菌編 1 ー

ブログ 2023年10月24日

元ブログ 「 お口のはなし -虫歯についてー 虫歯菌編 」 

(内容は大きく変化していませんが元の文章は少しくだけた感じの文章になっています。

 元の文章をご覧になる場合は上にある青文字をクリックしてください)

 

 

みなさん「いつまでも自分の歯でおいしく食事をしたい」と考えていると思います。

私は食べることが大好きなのでそう考えるし、みなさんもそうだと信じています。

 

 

歯を失ってしまうとだんだんと食事が困難になりますが、なぜ歯を失うのでしょう。

 

 

例えば外傷などの偶発的なことで失うこともあれば、腫瘍で失うこともあります。

また、もともと永久歯がない方もいますし全身疾患から歯を失う方もいます。

 

しかし、歯を失う理由としては「う蝕(虫歯)」と「歯周病」が一番多いのです。

 

今回はう蝕について、特に原因の1つである虫歯菌について書いていきます。

 

 

 

ー 虫歯菌 ー

 

 

虫歯菌とは、お口の中に常駐しているさまざまな細菌のうち、糖を取り込んで活動し

その代謝物として酸を作る細菌のことです。

 

みなさん聞かれたことがあると思いますが、ミュータンス菌が虫歯菌の代表格ですが、

他にも乳酸菌やその他の連鎖球菌の仲間があります。

 

 

 

じつは、生まれたばかりのお子さんには虫歯菌はいません

 

 

 

では、どこからやってくるのでしょう?それは別の人の口などからやってくるのです。

 

特にお子さんとの接触の機会の多い、親御さん兄弟姉妹おじいちゃんおばあちゃん

などからうつってしまうことが多いのです。

 

 

 

虫歯菌は、おしゃべりやほっぺにキス、熱いスープを冷ますためのフーフーなどでも

うつる可能性はあります。

 

しかしお子さんとのスキンシップなども禁止してしまうのは極端な考え方です。

ですので当院では2つだけ実行してもらうよう説明しています。

 

 

 

1.ハシ、スプーンの共有はしない

 

「はい、アーンして」お子さんのお口に食事をいれてあげるよくある光景ですが、

そのハシスプーンそのお子さん専用のものにされてください。

 

特に親御さんのお口に虫歯があった場合などは、そのお口には虫歯菌も多いので

注意が必要です。

 

 

 

2.口うつしをしない

 

ドロップや飴玉など少し大きなお菓子の場合、大人の方が自分のお口で噛み砕いて

お子さんにあげる方がいますが、これは明らかに口うつしの一種ですよね。

 

その他、飲み物を同じストローや飲み口で飲んだり、おにぎりサンドイッチなどで

自分の噛んだところと同じところをお子さんに噛ませる行為も口移しと同じです。

 

 

 

私は、この2つなら無理せずに実践可能だと思います。

 

 

また、お子さんが2歳半、少し多めにみて3歳を過ぎると虫歯菌が新しく定着することは

できないので2つの決まりごとは考える必要はありません。

 

 

 

(わかりやすく解説するため、一部に学術的に不正確な部分がありますことをご了承ください。
また、虫歯菌の感染について最新の知見とは一部異なる場合もあります。)

 

 

北九州市八幡西区   しみずファミリー歯科  清水 敏博

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