趣味のはなし 韓国ミステリー映画|北九州市八幡西区の歯医者

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趣味のはなし 韓国サスペンス映画

ブログ 2022年03月23日

今回はホラーではなくサスペンス映画、その中でも私が今はまっている韓国映画

についてご紹介させていただきます。

 

韓国は映画製作が盛んなようでミステリー・サスペンス系の映画も数多く作られ

内容が面白いものも多くつくられています。

その中でも「これは面白い」と感じたいくつかの作品をご紹介させていただきます。

 

 

母なる証明

 

ストーリーとしては、

ある母子家庭知的障害のある青年が殺人の容疑者として警察に逮捕されてしまう。

息子を溺愛している母親は、息子の無実を証明するために自分ひとりの力で真犯人を

突き止めようと奔走する。

 

ストーリーがよく練られていて、様々な伏線を所々にさりげなく出しているところは

サスペンス映画として高い水準にあると思います。

 

しかし、それ以上にすごいところがお母さん役の方の演技

狂気に近い息子への愛情懺悔とも後悔ともとれる表情、そして冒頭の変な(?)踊り

最後の方で再度この踊りがあるのですが、これがこの時の複雑な感情を表現してまたイイ!

 

人間の怖さ母というものの本質生活環境ゆえの悲哀など描かれていてかなりオススメです。

 

 

 

殺人者の記憶法 / 殺人者の記憶法 新しい記憶

 

元連続殺人鬼アルツハイマーを発症してしまい記憶をつなぎ留められなくなった主人公。

この主人公が自動車接触事故をおこしてしまうが、接触事故の相手が自分と同じ殺人鬼だと

気づいてしまう。

この若い殺人鬼を単独で追う主人公の前に、娘の彼氏としてこの男が現れる。

 

この作品には「殺人者の記憶法」「殺人者の記憶法 新しい記憶」という2作品がありますが、

この2つは続編などではなくアナザーストーリーという形式になっていて、大まかな流れは

同じなのですがストーリーが全く異なります。

 

それぞれサスペンスとしてもかなり面白いのですが、わざわざアナザーストーリーをぶつけ

あなたはどちらが好みですか?」みたいな製作者の意図が一段といいです。

1粒で2度おいしい。ではないですが、同じシーンの使いまわしが別視点のように新鮮でした。

 

ちなみは私は「新しい記憶」のほうがより面白いと感じましたがみなさんはどうでしょう。

 

 

 

幼い依頼人

 

ロースクールを卒業したが就職に失敗してしまい臨時で児童福祉施設で働く主人公。

そこで継母から虐待をうけているという幼い姉弟と出会う。

その後法律事務所に就職をし姉弟と離れてしまう主人公だったが、姉が弟を殺害した

ということを知り、主人公はその姉の弁護人を引き受けることとなる。

 

この映画は実際に起こった事件を基に作られています。

虐待を疑っても行政は家庭の事情に配慮し深いところまで立ち入ることができないなど、

韓国だけでなく日本でも同様の問題で取り残されてしまう児童は多くいると思います。

 

虐待の内容継母の心情行政担当者のもどかしさなどの心理描写、法廷サスペンス

としても面白いですが人間ドラマとしてもかなりの良作です。

 

 

 

暗数殺人

 

恋人を殺害した罪で逮捕された男が刑事に「俺が殺したのは7人だ」と告白する。

刑事はこの殺人犯の言葉を信じ捜査を行うが、他の捜査員はその告白を信じない。

そんな中、その告白の通り死体がみつかるが、殺人犯は自分の告白を覆してしまう。

殺人犯は「なぜ」このような告白を行ったのか。その目的は。

 

この殺人犯、サイコパス気質そうとうに頭がきれる人物として描かれています。

そして自分の勘を信じて、告白の裏付けのための捜査を行う刑事。

2人の面会室でのやりとりは、心理戦相手の矛盾をさそう、まるで法廷サスペンス

の様相を呈しています。

 

ミステリーサスペンスとしてかなり出来がいいのですが、これまた実際の事件

題材に作られているそうです。

 

 

 

 

他にも、軍事政権下の権力支配を書いた「ありふれた悪事」、日本でもリメイクされた

殺人の告白」、殺人犯を追う2人の刑事の心情の変化を書いた「殺人の追憶」、過去に

趣味のはなし お国柄のある映画でご紹介させていただいた「JSA」なども面白いと

思いますので興味のある方はどうぞ。

 

 

 

 

北九州市八幡西区   しみずファミリー歯科  清水 敏博

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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