趣味のはなし お国柄のある映画|北九州市八幡西区の歯医者
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ブログ 2021年01月20日
またもや非常事態宣言がでてしまいました。
休みの日はお家で映画鑑賞してすごされてはいかがでしょうか。
今回はその国ならではの背景のある映画をとりあげさせていただきます。
・アイスブレーカー
ロシアの映画で、実話をもとに作られているそうです。
まだソ連の時代の話で、砕氷船が南極海で氷に閉じ込められてしまい、
そこに氷山の塊(小山くらいある)が迫ってくるというパニック映画です。
パニック映画といってもお国柄なのか始終スピード感がないのですが、
「物資がない」「政府が信用できない」「資本主義国に助けを求められない」
などの当時のソ連の経済、国際状況を考えると面白さが増すと思います。
アメリカ映画のように主人公無双や針大棒小がなく淡々と話しがすすみますが
この映画を人間ドラマ映画としてみると面白いと思います。
・JSA
韓国の映画で、南北朝鮮の境界線である共同警備区域(JSA)のお話です。
JSAで射殺事件が起こり、その事件の真相解明のため中立国捜査官の捜査が
始まり、北朝鮮軍、韓国軍それぞれの当事者から話を聞き取るが、それぞれの
主張に食い違いが生じる。果たして真実は、、、
すごく面白く、そして悲しい物語です。
私が観てもそう感じるのですから、当事国である韓国での評判はすごく、
当時、歴代興行収入1位にもなったそうです。
南北に分かれようと血の通った人間、もっと言うと元は同じ国の者同士、
この映画は韓国だから作れた名作だと思います。
・ゲットアウト
アメリカの映画です。ジャンルとしたはスリラーになると思います。
黒人の青年が白人女性の恋人に招かれて、彼女の両親のいる実家に挨拶に
行くのだが、彼女の両親から熱烈な歓待を受けるとともに黒人のメイドや
黒人の管理人の様々な言動に違和感を抱き始める。
クライムサスペンス系かと思いながら観てましたが、最終的にはサイエンス
スリラー系に近いかもしれません。
今も白人至上主義や黒人差別がアメリカには存在するということが根底にあり
それらを上手に表現し、その上でのこのストーリーといった感じです。
他には、インド映画の「きっとうまくいく」、ノルウェー映画の「The Wave」
なども、それぞれの国ならではストーリーなのでおすすめです。
以上、ジャンルはそれぞれ異なりますが、作られたお国の状況事情を考えながら
観るとなお一層面白さが引き立つ映画でした。
北九州市八幡西区 しみずファミリー歯科 清水敏博