趣味のはなし 子供が主役の映画|北九州市八幡西区の歯医者

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趣味のはなし 子供が主役の映画

ブログ 2021年12月20日

今回は子供たちが主役の映画のなかで、その子の置かれている社会や環境

色濃く反映している映画をご紹介させていただきます。

 

 

 

・ボヤンシー 眼差しの向こうに

 

主人公はカンボジアの片田舎に住む貧しい少年です。

 

一緒に住んでいる両親(特に父親)からは、自分を単なる労働の担い手としか

見てもらえない毎日に嫌気がさす。

 

少年は自立お金を得るためタイへ密入国をし、仕事に従事する予定だったが

ブローカーに渡すお金のない少年は人身売買で身柄を売られ漁船で奴隷のように

働かされてしまう。

 

かなりディープな内容で、貧困問題人身売買搾取の構造などかなり重たい

テーマがありますが、特に重たいのが「この少年はどう変わったのだろう?」

「この少年はこれからどういう人間に成長するのだろう?」という疑念です。

 

少年は農作業をしている父親をみつけ歩き出しますが、余韻の残る終わり方です。

 

 

 

・存在のない子供たち

 

主人公はレバノン不法移民の多い貧民地区に住んでいる少年です。

 

この少年は罪を犯して刑務所に入っていましたが、服役中に両親を訴えます。

裁判長から、なぜ両親を訴えたのか理由を聞かれると少年は「僕を産んだ罪です

と答える。ここから物語は始まります。

 

この作品も上にあげたボヤンシーと同様、事実に基づいて作品が作られており

今現在もこのようなことが実際に起こっていると考えると衝撃をうけます。

 

演じている方々は主人公の少年をはじめ演技の素人の方がほとんどなのですが、

この少年の眼差し表情行動をみると映画ではなくドキュメントではないかと

疑うほどに観るものを魅了します。

 

子供へ与える親の愛情とは何なのか、と考えさせられる作品です。

 

 

 

・風をつかまえた少年

 

主人公はアフリカの最貧国のひとつマラウイに住んでいる少年です。

 

この地区では干ばつの影響により農作物が育たず、人々の生活は苦しくなり

この土地を離れて行ってしまうものも多く出てきました。

 

少年は学校に通っていましたが学費を払えなくなってしまい、学校を中退

させられてしまいます。

 

勉強が好きな少年は学校の授業は受けられませんが図書館の本を読むことは

許され、その中の一冊に風力発電について書かれていて、これを利用して水を

くみ上げる装置を作ろうとするのです。

 

この作品は事実をもとにした作品で、エンドロールでは実際に作った風力発電機や

本人の映像が入っていています。

 

 

 

以上3作品、いずれもかなり傑作ですので是非お時間のある時にご覧ください。

 

 

北九州市八幡西区    しみずファミリー歯科  清水 敏博

 

 

 

 

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