虫歯予防について -幼児期編2ー|北九州市八幡西区の歯医者
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ブログ 2017年05月23日
今回も引き続き「虫歯予防について 幼児期編」について書いていきたいと思います。
ここでいう幼児期とは3歳から5歳くらいのお子さんがメインとなります。
・仕上げ磨きの習慣をつけていきましょう。
イヤイヤ期も少し落ち着いてきた頃ではありますが、「自分でできることは自分でやりたい」という
気持ちも強くなってくるのもこの頃です。
歯磨きは積極的に自分でやらせるようにしてください。
しかし、当然、本人のみの歯磨きでは磨き残しも多いです。
「歯磨きができているかのチェック」という形で仕上げ磨きを行うと、この年齢のお子さんには有効です。
そして、必ずできたことをほめてあげるようにしてください。本人の自信につながります。
・歯磨き粉の使用について
お口の「グジュグジュうがい」ができるようになるため、この年齢からは歯磨き粉を使うこともできます。
歯磨き粉を使って磨くと、お口の中が泡だらけになってしまい、歯磨きの時間が短くなってしまい、
隅々まで磨かなくなってしまうこともあるので、歯磨き粉を使う場合は、子供用の泡の出の少ないものを
小豆大くらいの少量を使うようにしてください。
また、歯磨き粉はできるだけフッ素入りの歯磨き粉を使うようにしましょう。
(実際の効果については「-虫歯について-補足・意見など」にあるように、かなり少ないです。)
・上手にフッ素を使っていきましょう。
子供の歯が全て生えそろったこの時期から、歯と歯の間の虫歯が増えてきます。
また一番奥の歯は大人の歯と変わらないくらいに大きく、かみ合わせの溝も深くなっています。
歯と歯の間や、深く細かい溝の部分は通常の歯磨きでは十分に汚れを落としきれないことが多いです。
そのため、この様な部位の虫歯のリスクが急激に増えてきます。
磨けない部位に対しては、フッ素のような薬剤的なアプローチをすることにより虫歯のリスクは
減らすことができます。
(わかりやすく解説するため、一部に学術的に不確定な部分がありますことをご了承ください。
また、研究者のなかでも意見の分かれる部分では私が正しいと考えたほうの意見を参考にしています。)
北九州市八幡西区 しみずファミリー歯科 清水敏博