虫歯予防について -幼児期編ー|北九州市八幡西区の歯医者
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ブログ 2017年05月16日
今回から「虫歯予防について」は「幼児期編」について書いていきたいと思います。
ここでいう幼児期とは3歳から5歳くらいのお子さんがメインとなります。
・おやつの回数に注意しましょう。
この頃になると消化器もかなり発達してきて、普段の食事の中だけで、生活、成長の両方の栄養のほとんどを
補うことができるようになってきます。
すなわち、幼児期ほどおやつの必要性が薄れてくるため、おやつは1日1回を目安にするようにしましょう。
また、休みの日や特別な日など「ハレ」の日には、少しお子さんの意向に近づいてあげるとメリハリがついて
普段のときに、必要以上におやつを要求することをガマンできやすくなると思います。
・おやつの種類を考えましょう。
この頃になると、おやつの意味合いが「食事の補助」から「嗜好品」へと変化していきます。
それ自身を「絶対にダメ」とはいいませんが、そればかりだと大人のいう「おやつ」になってしまいます。
栄養バランスなどまで考えるのは難しいとしても、パンや野菜や果物でも十分なおやつになりますので
たまにはあたえてみてはいかがでしょう。
・飲料に注意する。
色々な味や感触に慣れていき、それらの中からだんだんと好みが出てきる年齢です。
特に甘味が強い食べ物や飲料は以前に「虫歯について 食べ物編3」 で書いたように、脳に幸福感を与えます。
ジュース類には、かなりの量の糖類を含んだものが多く、また甘味がダイレクトに感じられるようになっています。
また、炭酸飲料はお口の中のシュワシュワの感触から、好きなお子さんも多く感じられます。
しかし、炭酸飲料はそれ自身が酸性が強く、虫歯の原因になってしまいます。
これらのことを念頭に入れ、ジュース類、炭酸飲料の飲みすぎには注意をしてください。
(わかりやすく解説するため、一部に学術的に不確定な部分がありますことをご了承ください。
また、研究者のなかでも意見の分かれる部分では私が正しいと考えたほうの意見を参考にしています。)
北九州市八幡西区 しみずファミリー歯科 清水敏博