虫歯予防について -乳幼児期編4ー|北九州市八幡西区の歯医者
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ブログ 2017年04月10日
今回も前回に続き「虫歯予防について」書いていきたいと思います。
乳幼児期の虫歯予防
今回は1歳から3歳くらいまでのお子さんについてのお話です。
・歯磨き、仕上げ磨きの習慣づけをしましょう。
この年齢のお子さんは親御さんの行動を真似したがるものです。
是非とも、お子さんの目の前で親御さんやお兄ちゃん、お姉ちゃんは歯磨きを行ってください。
小さいお子さんは素直にそれを真似し歯を磨く習慣がついてきます。この段階ではきちんと磨ける必要はありません。
また、それを補うためにも仕上げ磨きを行う習慣も付けていきます。このときに嫌がる場合には、
親御さんの歯磨きをお子さんに手伝ってもらい、交代で親御さんがお子さんの仕上げ磨きをするという
方法をとるのも有効です。
・仕上げ磨きの際には楽しくしましょう。
仕上げ磨きに慣れていない場合には、例えそれが親御さんであっても、お子さんにとっては口の中を
さわられることは不快でしかありません。
そんな時に親御さんが鬼の形相で仕上げ磨きをすれば、それはお仕置きでしかありません。
例え、なかなかお口を開けてくれなくても、すぐに動いてしまっても、怒らずにやさしく接してください。
また、あまり長々と仕上げ磨きをするのもお子さんにとっては苦痛ですので注意してください。
・仕上げ磨きでは磨く場所に注意しましょう。
虫歯になりやすい場所、すなわち重点的に仕上げ磨きをするべき場所というのは、ある程度決まっています。
まず、奥歯の噛み合わせ。ご存知のように噛み合わせの溝が深いため汚れがたまりやすいです。
それから、生えかけの歯のところ。ここは歯茎が被っていて汚れがたまりやすいので要注意です。
そして、下の奥歯のベロ側。ここはベロが邪魔するせいで歯磨きが不十分になりやすいです。
最後に上の真ん中の前歯。ここはお子さんによっては唇のスジが長くなっていて汚れが停滞してしまいます。
特に、生えかけの歯や上の前歯を磨くときは、乱暴に磨いてしまうと歯茎やスジまでブラシでこすってしまい
お子さんは痛がってしまい歯磨き嫌いになりかねませんので注意してください。
(わかりやすく解説するため、一部に学術的に不確定な部分がありますことをご了承ください。
また、研究者のなかでも意見の分かれる部分では私が正しいと考えたほうの意見を参考にしています。)
北九州市八幡西区 しみずファミリー歯科 清水敏博