趣味のはなし　　お風呂編｜北九州市八幡西区の歯医者

お風呂 2016年10月26日

今回は「趣味のはなし」ということで、「お風呂」のことについて話したいと思います。
私は温泉に限らず大きなお風呂が大好きです。
私の小さいころは（若い方には信じられない話でしょうが）自宅に風呂がなく、風呂といえば週に
何回か行く銭湯のことでした。
私の行きつけの銭湯はそれこそ漫画にでてくる「銭湯」で、玄関先の暖簾をくぐると番台さんがいて、
そこでお金を払ってもう一度「男湯」と書いてある青い暖簾をくぐると脱衣所です。

 
鍵付きロッカーなどはなく、脱衣所の壁に木の板を縦横に格子状に組んで仕切られた５０×５０ｃｍ
くらいのスペースがたくさんあり、そこが脱衣置き場です。
風呂場はいたってシンプルで洗い場と湯船が１つあるのみです。「ケロヨン」の洗面器とタイルで
作られた大きな湯船が印象に残っています。

 
女湯とは湯船が隣合わせで、その間には少し高さのあるタイル製の間仕切りの壁がありましたが、
上の部分には結構な縦幅の隙間があり、男湯で「オーイ。石鹸なくなったから投げてくれー」と言うと
「ハーイ。投げるよー」との掛け声とともに女湯から石鹸がポーンと投げ込まれるような作りでした。

 
そこは子供たちにとっては「社交場」の意味もあり、近隣の風呂なし家庭の子達はみんなここに来るので
行けば必ず誰か知り合いに会うという具合です。
時には贅沢に風呂あがりに「フルーツ牛乳」を買って飲んでいました。

 
時は流れ、家庭風呂が主流になってくると昔ながらの銭湯はだんだんと姿を消していきます。
大きいお風呂といえば「旅館」か「温泉」でしか見なくなってきたのです。

 
しかし、私が大学生のときに転機が訪れます。「バーパス」を知ったのです！
早朝サービスの時間に行けば１０００円でお風呂を堪能でき、室内着としてムームーを貸してくれ
休憩もできる。そして、２度風呂もＯＫ（銭湯は脱衣所から出ると再入場は原則ダメ）。
時々、友達を誘っては朝から夕方までお風呂を堪能してました。それこそ今で言う「スーパー銭湯」
のはしりです（正確には「健康ランド」と言うらしいです）。

 
今でも大きなお風呂が好きで、月に１、２度はスーパー銭湯や温泉施設に行っています。
主に「陣原の湯　パビリオ」「あじさいの湯」「八幡屋」「おとぎの杜」が多いのでそれぞれの
感想を書きますので、お風呂に行くときの参考になればいいかな、と思います。

 
「陣原の湯　パビリオ」は距離が近いこともあり、ポイントカードを作るくらいよく行きます。
露天風呂、サウナ、ミストサウナ、イベント風呂など十分な種類の風呂数があります。特にジャグジー系、
ジェットバス系の種類が多いのがありがたいです。
そして、なんといっても屋外テラスがあります。お風呂に入った後、このテラスで火照った体を夜風で
冷ましながら飲む冷たいジュースは格別です。
イベントなどの場合、子供入浴料が１００円になる時があるのもうれしいですね。

「あじさいの湯」は河内にある天然温泉で、お湯質的には私は一番の好みです。
露天風呂は、その周囲が自然に囲まれていて四季おりおりの景色が楽しめます。露天風呂にゆ～ったり
浸かって自然を楽しむ。贅沢ですねー。
サウナ、ミストサウナ、ジャグジー系とお風呂の種類も多く、お風呂から上がって体はポカポカのまま
休憩室で横になり目を閉じると夢心地になれます。
また、１階カウンターには野菜や駄菓子が販売されていて、この駄菓子が種類もありいいんですよね。

 
「八幡屋」は波津にある旅館で、お風呂だけの利用もできるところです。
屋上露天風呂で湯船につかって空を眺めていると、身も心もリラックスでき自然の一部となれます。
ただし、１階と４階の風呂が日替わりで男女交代制ですので、１階の場合は色々種類のある露天風呂を
楽しみましょう。１階の冷泉はすごくは冷たくなく、入りやすいですよ。
お湯は少しショッパイ塩味で、風呂上りには少し流したほうがいいかも知れません。
ここはビュフェタイプの食事もやっていて、お刺身などおいしい料理が食べられます。

「おとぎの杜」は本城にある天然温泉です。
私の行った時はいつでも人が多いのですが、広い浴室のおかげで中は特に混んでいる感じはありません。
ここのサウナは凝っていて「ロウリュー」というアロマの液体（？）が落ちてきます。また私は水風呂が
冷たくて入れないので八幡屋と同じく、冷凍サウナがあるのもありがたいです。
電気風呂やマイクロバブル風呂など、上記の３件にはない種類のお風呂もあります。

以上、とりとめのない話をさせていただきましたが、

お風呂！最高！
北九州市八幡西区　しみずファミリー歯科　清水敏博