口腔機能発達不全症 異常嚥下癖・舌突出癖 1|北九州市八幡西区の歯医者

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口腔機能発達不全症 異常嚥下癖 1

ブログ 2026年09月05日

食物などを飲み込むことを嚥下といい、異常嚥下癖とは舌を前歯の方向や横方向に押しやって

嚥下を行うことをいいます。

 

 

異常を知るために、まずは正常な嚥下について説明します。

 

 

通常の嚥下は食べ物などをよくかみ砕いてドロドロ状態(食塊)にしたのち、お口のなかで

上あごと舌の間に一旦溜めて、舌を上あごに押し付けながらノド(咽頭)へ送り込みます。

 

しかし、異常嚥下癖の場合、が上に上がらず上あごでなく前歯(または横の歯)を押した形

ノドに押し込んでいきます(下図)

 

 

 

 

<正常な嚥下の場合>

 

舌を上あごに押さえつけながら食塊を

咽頭に流していく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<異常嚥下癖の場合>

 

舌が上あごに行かずに前(横の場合もある)へ

押して飲み込んでいく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

嚥下は食事の時だけでなく、飲み物を飲んだ時、そして唾を飲みこむ時にもしているので一日で

相当数を行っていることが想像できると思います。

 

 

 

この異常嚥下癖がある場合、舌が上前歯を押すと上顎前突に、下前歯を押すと下顎前突に、上下

前歯を押すと上下顎前突に、上下の歯の間に入り込む開咬などの原因になりえます。

 

また、舌が上あごを押さないため上あごの成長が弱くなってしまい乱食歯(叢生)を引きおこす

可能性もあります。

 

 

 

異常嚥下癖が起きる原因をいくつかご紹介します。

 

 

 

・乳幼児期の習慣など

 

乳幼児期に指しゃぶりの時期が長かったりおしゃぶりの使用期間が長いと、舌や頬などの筋肉の

使い方に影響を与えることがあります。

 

また、哺乳瓶の人口乳首の形態によってはストローのように飲めることもあり飲み込みの動作

覚えられない場合もあります。

 

 

 

・鼻疾患

 

アレルギー性鼻炎鼻中隔湾曲症などの鼻の疾患により鼻呼吸がやりづらい場合は、口呼吸に

なってしまい、舌の位置が常に下に行ってしまい正しい嚥下ができない場合があります。

 

 

 

・筋肉や神経の問題

 

舌は筋肉の塊ですので、上へ持っていって上あごにくっつけるには筋肉の力が必要です。

普段から舌が下がった力のない状態の場合は飲み込みの時にも舌は上がってくれません。

 

また舌に病気があり上へもっていきにくい場合なども異常嚥下へつながっていきます。

 

 

 

 

 

乳幼児期の習慣についてはお子さんが3歳以下の場合は年令を考えながら改善していくように

するようにした方がいいでしょう。

 

また3歳を過ぎている場合は早めに止めていくようにしてください。

 

 

すでに異常嚥下癖がある場合はその習慣を修正するための訓練を行った方がいいでしょう。

 

 

次ページにいくつかの異常嚥下癖を治すトレーニングについて説明します。

 

 

 

 

北九州市八幡西区   しみずファミリー歯科  清水 敏博

 

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