いいな、いい歯 のお話|北九州市八幡西区の歯医者

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いいな、いい歯 のお話

歯とお口 2025年10月28日

11月7日から11月13日「いいな、いい歯」週間です。

 

「いい歯」とは書かれていますが、「歯を含めたお口全体の健康を保ちましょう」

という目的の歯科口腔保健啓発週間というのが正確なものです。

 

そこで今回は、お口の問題とそれによって引き起こされる様々な病気問題について

何回かに分けてお話させていただきます。

 

 

 

<虫歯(う蝕)>

 

 

・痛みや食べづらさ口臭がおきる

 

皆さんご存じのように虫歯を放置すると痛みが出てきます。

また痛みや形が変わったことで食べにくくなることや、虫歯自身による臭いや食べかすが

残りやすくなることでの口臭が出てくることがあります。

 

 

・舌や頬の粘膜を傷つける

 

虫歯により歯がとがっていると舌や頬を傷つけてしまうことも多くなります。

傷により食事がとりづらくなることも問題ですが、この傷が将来的には舌癌などの原因に

なる可能性も否定はできません。

 

 

・歯並びが悪くなってしまう

 

虫歯により歯の大きさや高さが変わると、隣の歯が倒れてきたり寄ってきたり、噛み合わせの

相手の歯が伸びてきてしまうこともあります。

歯並びが悪くなると、より虫歯になりやすくなったり歯周病の原因にもなってしまいます。

 

 

・副鼻腔炎(上顎洞炎)になってしまう

 

上の奥歯の根(歯根)は上顎洞という副鼻腔に非常に近いところにあるこが多いです。

そのため虫歯菌の影響で副鼻腔が炎症を持ってしまうこともあります。

この時は歯の治療を行わないと完全な治癒は困難となります。

 

 

・顎骨炎や蜂窩織炎などの炎症

 

虫歯のバイ菌が顎骨まで行ってしまい顎骨に炎症を持ってしまった場合は顎骨炎となり

柔らかい組織に入り込んだときは蜂窩織炎となることがあります。

顎骨炎のひとつ骨髄炎では骨の切除が必要になったり、蜂窩織炎では皮膚などの切開が

必要になる場合があります。

 

 

・血液の中に虫歯菌が入り込む(菌血症、敗血症)

 

虫歯菌が血液の中に入ってしまうことがあることがあります。

一過性に血液に入ることを菌血症、血液の中で繁殖してしまうことを敗血症と言います。

菌血症でも心臓疾患がある方では心内膜炎という重篤な病気になることがあります。

 

 

・動脈硬化、脳梗塞、心筋梗塞の原因になる

 

歯周病菌が血管の中に入り込むと血管に炎症を引き起こし動脈硬化を引き起こすことは

分かっていますが、虫歯が直接的に動脈硬化を引き起こすことについて研究中です。

また、歯の喪失と動脈硬化とは関連性があることはいわれています。

動脈硬化が引き起こされると脳梗塞や心筋梗塞の原因となりえます。

 

 

・誤嚥性肺炎

 

年配の方のお亡くなりになる原因で上位に入るものがこの誤嚥性肺炎です。

虫歯が多くお口の健康が維持できていない場合はお口の中の細菌数が増えてしまいます。

この細菌が食事と一緒に飲み込まれるのですが誤って気管に入ることもあります。

すると気管に入った細菌により肺炎を起こしてしまうことがあります。

 

 

 

続きはまた次回に

(わかりやすく解説するため一部学術的に不正確な部分があることはご了承ください)

 

北九州市八幡西区   しみずファミリー歯科  清水 敏博

 

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