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趣味のはなし 戦争を題材にした邦画

ブログ 2022年08月26日

今回は8月の終戦記念日に因んで様々な角度から戦争にアプローチした日本映画を

いくつかご紹介させていただきます。

 

 

 

日本のいちばん長い日(2015年)

 

1945年8月14日のポツダム宣言受諾決定から翌日正午の玉音放送までの1日の間の

終戦推進派とそれを阻止しようとする本土決戦派の青年将校たちの物語です。

 

前半はそこに至るまでの主要人物の行動原理と考え方が、後半は日本の方向性を

決める玉音放送までの1日のそれぞれの人物の行動が描かれています。

 

2時間少しという時間的制約のため様々な部分が足早に流されてしまってた感じは

ありましたが、かなり見ごたえがあります。

 

登場人物の行動原理がわかりづらい場合は、星野之宣さんの漫画版では注釈的に

補完されている部位があるのでオススメです。

 

 

 

アルキメデスの大戦

 

太平洋戦争の激化しているさなか、事態の好転を図るべく建造する戦艦を航空母艦

巨大戦艦どちらにするかの新型戦艦建造計画会議が行われる。

どちらも甲乙つけがたく最終決定は半月後の会議で決定されることとなる。

 

航空母艦を推進する山本少将は、巨大戦艦の見積もりは安く見積もっている虚偽のもの

であると考え、そのことを数学者である主人公に証明させ巨大戦艦案を阻止しようとする。

 

テンポよくかつ緩急つけられ所々に息抜き的な場面もありかなりいい作品です。

 

メインは、見積もりの虚偽をどのようにして暴いていくのか、というところにありますが

巨大戦艦案をだした中将が、主人公に「なぜ、この戦艦が必要なのか」を伝えた場面から

最後の主人公が涙する場面までは、戦争という題材の必要性がはっきりと出ています。

 

 

 

野火(1959年、2015年)

 

敗戦の気配が濃厚になってきた大戦末期、フィリピン戦線の1兵士を主人公におき

空腹疲労絶望の極限状態でひとはどのような行動をするのかを描いた作品です。

 

前線に立たされている普通の兵士が、極限状態において人間としての理性を保つことの

困難さが書かれています。

 

人肉食というかなりショッキングな内容が含まれている作品ではありますが戦争の

理不尽さ悲惨さが伝わる映画です。

 

 

 

他におすすめの戦争映画としては、零戦搭乗員の悲劇を描いた「永遠の0」、命令に

従ったため戦犯とされた「私は貝になりたい」、ほか「ビルマの竪琴」「明日への遺言

などありますのでご興味がありましたら是非。

 

 

 

北九州市八幡西区    しみずファミリー歯科  清水 敏博

 

 

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