歯磨きについて -歯ブラシの動かし方について-|北九州市八幡西区の歯医者
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ブログ 2018年05月10日
3月、4月は歯科医師会の仕事などで色々と忙しい日を過ごしていましたが、ようやく時間がとれて、
久しぶりにブログの更新をすることができました。
前回は「歯ブラシの持ち方について」という題名で、ペングリップ、パームグリップについてお話しました。
今回は「歯ブラシの動かし方について」お話させていただきます。
基本的な歯ブラシの動かし方は、下の図のように、毛先がその場で左右に揺れるような動かし方です。
上の図では、歯ブラシの赤色の線がほぼその場で左右に踊っているだけなのがお分かりでしょうか。
歯垢は、非常にガッチリと歯の表面に付着しているので、歯ブラシは、歯から歯垢を引き剥がすために
振動をあたえるような使い方をされてください。
当然、引き剥がすためには回数が必要になります。
諸説によりますが、だいたい1ヶ所につき20回と言われています。
引き剥がされた歯垢は、歯ブラシのセンイの間に閉じ込められて除去されるのです。
この磨き方は一度に磨ける範囲が狭く、だいたい3~4本といわれているので、1ヶ所で20回動かしたら
歯ブラシの当たる位置を少し動かして20回動かす、というのを繰り返していきます。
よく、歯ブラシをホウキのように動かしてしまう方がいます。
ここでいうホウキのような動かし方とは、歯ブラシの先を歯の面や歯茎の境目に沿って大きく動かす方法です。
これでも歯垢は取れますが、歯と歯茎の境目などの場合は、歯茎を傷つけてしまったり、必要以上に
歯が削れてしまう原因になってしまいます。
また凸凹の強い場所や歯と歯の間などでは、毛先が深い場所に届かないため、磨き残しになる場合もあります。
特殊な磨き方では少し動かし方が異なる場合もありますが、基本的には毛先を磨きたいところに
きちんと当てたら、毛先が大きくそれないように細かく動かすようにしてください。
(わかりやすく解説するため、一部に学術的に不確定な部分がありますことをご了承ください。
また、研究者のなかでも意見の分かれる部分では私が正しいと考えたほうの意見を参考にしています。)
北九州市八幡西区 しみずファミリー歯科 清水敏博