歯磨きについて -補助清掃具について-|北九州市八幡西区の歯医者
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ブログ 2017年11月25日
今回は、歯ブラシでは磨けないところを磨く道具、補助清掃具についてお話します。
歯ブラシのみでも、上手に使うことでかなりの範囲の汚れを落とすことができます。
しかし、歯と歯の間などは、歯ブラシだけで完全に汚れを落とすことはできません。
基本となる補助清掃具は以下の2つですので上手に使い分けてください。
1.デンタルフロス(フロス、糸ヨウジ)
歯と歯の間の汚れを落とすために使用します。
糸だけのものを指に巻きつけて使うものと、柄の先に糸が付いているものとがあり、柄のついているものには
糸が柄と同じ方向に付いているものと糸と柄が直角のものがあります。
お子さんの仕上げ磨きに使う場合は、糸の幅の狭い、柄の付いているタイプが使いやすいと思います。
また、奥歯は糸と柄が直角のタイプが使いやすいと思います。
いずれのタイプでも、歯と歯の間の汚れを中心的に落とす目的のものですので、歯茎に強く押し付け
歯茎を傷つけるような動かし方はしないように注意されてください。
左から、糸だけのタイプ、柄と糸が直角の
タイプ、子供用の柄と糸が同じ方向のタイプ。
2.歯間ブラシ
歯と歯と歯茎で作られる空間を磨くのに使用します。
先ほどのデンタルフロスと違い、歯と歯の間には通すことができません。
しかし、歯と歯の間の根元部分を磨くのにかなり有効で、歯茎に対するマッサージ効果も期待できます。
ブラシのサイズ(直径)別にいくつかの種類があります。
また、柄の部分とブラシが同じ方向のものと角度がついているものがあります。
少し特殊なものとして全体がゴムでできている歯間ブラシもあります。
歯茎が下がってきた場合や歯周病に対しては有効ですが、自分にあったサイズの歯間ブラシを使わないと
逆に歯茎を傷つけたり、歯の根元を削ってしまうこともあるので注意が必要です。
左の図は、左からMサイズ、4Sサイズ、
ゴム製の歯間ブラシです。
まっすぐなタイプの歯間ブラシを奥歯に使う場合は、左の図のようにゴムのところから
曲げて使います。
(わかりやすく解説するため、一部に学術的に不確定な部分がありますことをご了承ください。
また、研究者のなかでも意見の分かれる部分では私が正しいと考えたほうの意見を参考にしています。)
北九州市八幡西区 しみずファミリー歯科 清水敏博