虫歯予防について -乳幼児期編2ー|北九州市八幡西区の歯医者
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ブログ 2017年03月21日
今回も前回に続き「虫歯予防について」書いていきたいと思います。
乳児期の虫歯予防
ここでいう乳児期とは1歳くらいまでのお子さんについてのお話です。
・母乳の場合はお母さん自身の健康、食生活にも気を配りましょう。
母乳はお母さんの体で作られるものです。
その中には栄養素だけではなくホルモンや酵素や免疫などが入っていることが人工乳と異なるところです。
当然、お母さんの健康状態、栄養状態が悪ければ、それはそのまま母乳の質に影響してしまいます。
普段から、バランスのとれた滋養のある食べ物を摂るように心がけてください。
また歯はカルシウムからできていますが、カルシウムを多く含む食物を多量にとる必要はありません。
それ以上にたんぱく質などバランスが重要なのです。
また、お母さんが病気になりどうしても薬を使わなくてはいけない場合も考え、人工乳も飲めるように
しておくこともお勧めします。
・お口の中を触られることに対する恐怖心をなくすようにしましょう。
誰でも自分以外の人にお口の中を触られることはイヤなものです。これは動物としての本能なのです。
しかし、逆に小さい乳児の場合は「とりあえず口に入れてみる」特徴もあります。これを利用して、
小さいうちから歯ブラシを口に入れる習慣をつけるようにされてください。
この時は、歯ブラシで歯磨きをする必要はありません。お口に入れるだけでいいのです。
歯が生えてきてお子さんが慣れてくると、少し歯ブラシの先を歯に当ててやさしくさすってください。
この時注意することが2つあります。
1つは本人が嫌がる前にやめること。もうひとつは本人だけに持たせることです。
これにより、幼児期の歯磨き習慣への足場ができますのでがんばってください。
次回も乳幼児期についてです。
(わかりやすく解説するため、一部に学術的に不確定な部分がありますことをご了承ください。
また、研究者のなかでも意見の分かれる部分では私が正しいと考えたほうの意見を参考にしています。)
北九州市八幡西区 しみずファミリー歯科 清水敏博