お口のはなし  -虫歯について- 食べ物編4|北九州市八幡西区の歯医者

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お口のはなし  -虫歯について-  食べ物編4

ブログ 2017年01月16日

今回のテーマも引き続き「食べ物」についてです。

 

 

前回は、
・甘いものは脳に「心地いい」ため「習慣的」になりやすい
・「砂糖」は糖質のなかでも甘みが感じやすい
・「おやつ」は砂糖の使用を減らしたものがいい
・野菜スティック、おせんべいなどをおやつにする
というお話をしました。
今回は、この糖質というものについてもう少し掘り下げて考えてみましょう。

 
砂糖を目のカタキにしている訳ではありませんが、虫歯について語る上でもうひとつ
砂糖の悪いところがあります。
それは虫歯菌である「ミュータンス菌」が砂糖を分解するときに、「不溶性グルカン」という
ネバネバを作ることにあります。
この不溶性グルカンのおかげで、虫歯菌が歯の表面にくっつき定着してしまうのです。
また、不溶性グルカンがあることで、虫歯菌のコロニー化が促進したり、お口の中にある
細菌に対する防御機構に耐性をもったり、うがいくらいでは歯から剥がれなくなってしまいます。

 
砂糖は甘みが強いだけでなく、この不溶性グルカンの原料にもなるので虫歯に対して、かなり
大きな影響を持っています。

 
では、甘いものとしてはどのようなものが虫歯に対していいのでしょうか。
そこで登場するのが「代用甘味料」というものです。

 

 

 

代用甘味料のなかには糖質性甘味料と非糖質性甘味料の2種類があります。
例えば「マルチトール」や「ソルビトール」、「キシリトール」などは、糖質から作られた
「糖アルコール」という種類のものです。
そのほか非糖質性のものとしては「ステビア」や「アスパルテーム」などが有名ですね。

 

 

 

これら代用甘味料は一部のものは砂糖に比べ甘みが弱かったり、大量にとることで為害作用、
例えば下痢などの症状を起こしてしまうことがあります。
すなわち、すべての食事を代用甘味料に置き換えるということもなかなか難しいのです。
しかし、おやつの一部を砂糖を使わない代用甘味料のものに代えることは可能なのではないでしょうか。

 
ただし、この時に気をつけてもらいたいことがあります。
それは、一緒に砂糖などの酸を作る糖質をとらないということです。
例えば、代用甘味料の代表格であるキシリトールですが、一部の食品には同時に砂糖が含まれています。
理由は、キシリトールはお口にいれるとスーッと清涼感があるのでその目的のために入れている、や
キシリトールの値段が高いから、などがあります。

 

 

 

同じキシリトールをとるのであれば、歯科医院で販売されているものを選んでいただけると、まず
ここはクリアできていると思います。

 

 

 

また、キシリトールが50%以上含まれていると、ミュータンス菌に対し殺菌的に働くといわれています。
これは、キシリトールがミュータンス菌に取り込まれると、糖を分解して活動エネルギーを作ることが
できなくなりミュータンス菌が死んでいくというものです。
(*これに関しては、今後の反論で再度おはなしする予定です)

 

 

代用甘味料は、そのすべてが砂糖などの糖質と置き換わるものではありませんし、それだけをとれば
虫歯にならないというものでもありません。
しかし、虫歯を減らす、または作らないうえでは十分な武器となりうるものと思います。

 

 

 

次回は、今までの「-虫歯について-」の別の意見、見解について私見も含め述べさせていただきます。
(わかりやすく解説するため、一部に学術的に不確定な部分がありますことをご了承ください。
また、研究者のなかでも意見の分かれる部分では私が正しいと考えたほうの意見を参考にしています。)

 

北九州市八幡西区 しみずファミリー歯科 清水敏博

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